ホームページ制作の打ち合わせで京都府八幡市にいってきました。

進行中プロジェクト情報

先日は、ホームページのリニューアル制作と、集客の打ち合わせで京都府八幡市にいってきました。現在、進行中のプロジェクトの一つであり、7月から制作を開始する予定です。

当社がある京都府京丹後市から、京都府八幡市までは、同じ京都府内ではありますが、車で約2時間と少し、京都縦貫自動車道が開通してから京都市内までの距離も随分と近くなったように思います。

本日は、そんな京都府八幡市のお客様とのお打ち合わせで感じたこと、また、ホームページからのお問い合わせや資料請求を増やしたいとお考えの事業者様向けに、WEB集客に役立つ内容をお伝えしてまいります。

目次

本日の打ち合わせ内容

本日の主な打ち合わせ内容は、お客様の現在のホームページの課題と、ゴール(目標)の共有です。

今回ご依頼をいただきましたA様は、現在のホームページから、すでに一定の受注をされていらっしゃるのですが、ここからさらにホームページからの受注を増やすためにどのような施策が必要になるのか?そうした課題を抱えていらっしゃるお客様です。

A様に関しては、事前にアクセス解析ツールの管理画面をお渡しいただき、数ヶ月前から、A様のホームページのアクセス状況を分析、またA様のライバルとなる競合他社のホームページの状況などもお調べしましたので、そこで見つかった課題についても共有をさせていただきました。

当社では、地域×1業種1社のみのお取引にさせて頂いているため、ご依頼いただくお客様の競合他社の情報も入念にお調べし、お客様にその地域で勝っていただくための、web戦略を総合的にご提案させていただきます。

A様も、今回そうした私たちの考え方に共感してくださり、今回ご提案をさせていただくことができました。A様は、ホームページをリニューアルされるのは当社で4社目だそうです。

現在のホームページ制作会社さんへのご不満は、「修正に対する対応の遅さ」、それから現在の制作会社さんがご提供されているオリジナル更新システム(CMS)が「更新しずらい」という点が特に気になっていらっしゃったようです。

しかし、5年契約という縛りがあるようで、不満がある中でもなかなかホームページ制作会社を変更することができなかったとお話されていました。確かに、「〇〇年契約!」ような長期契約体系によるホームページを運用されている事業者様とたまに出会うことがあります。

基本的に当社では、ホームページシステムに対する長期契約はお奨めしません。理由としては、WEB業界の技術の進化は非常に変化が速いからです。数年前に高機能であったホームページも、数年後には低機能なホームページになっていることも珍しくありません。

少しお伝えしたいお話から脱線してしまいましたが、ホームページからの問い合わせや資料請求を増やすためには、大きく二つの施策に分けて考えるとわかりやすくなります。

一つは、「アクセスを集める施策」。もう一つは、「成約率を上げる施策」です。

ホームページにアクセスを集める施策とは?

「アクセスを集める施策」とは、つまり、ホームページへ訪れる訪問者の数を増やすということです。

当たり前ですが、ホームページへの訪問者数が多ければ多いほど、お問い合わせや資料請求をしていただける確率は高くなります。

それでは、ホームページにアクセスを集める具体的な方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

1.検索キーワードからアクセスを増やす

ホームページへのアクセスを集めるの方法として、代表的なもので言えば「検索キーワードからアクセスを増やす」方法です。一度はお聞きになられたこともあるかもしれませんが、「SEO対策」なんて言い方もしますよね。

例えば、今回訪れた京都府の八幡市という街で美容室を経営していたとします。この場合、「八幡市 ヘアサロン」「八幡市 美容室」などいったキーワードで検索をされた際に、自社ホームページがGoogleやyahooなどの検索結果において、トップページの上位に表示されるようにしたい考えますよね。

なぜなら、「京都の八幡市で美容室を探している人」に対して、自社のホームページにアクセスしてもらえる確率が高くなるからです。

そうした「京都の八幡市で美容室を探している人」たちが、ホームページに訪れて、その人たちがイメージしているような美容室であれば、ホームページからそのまま予約が入る可能性も高くなります。

しかし、仮にも「京都 八幡市 美容室」などと検索をした結果、3ページや4ページ目に表示されたとしたら、自社ホームページに訪れていただける確率は大きく下がりますよね。

このように、自社のビジネスに関連するようなキーワードで検索された際に、自社ホームページが検索結果のトップページの上位に表示される施策をSEO対策と言います。

検索されているボリュームが多いキーワードであればあるほど、ホームページに多くのアクセスを集められる可能性があります。

もちろん、検索ボリュームが多いキーワードであればあるほど、ライバルも多くなるため、そうした状況も事前に調べたうえで、最適なキーワード設定を行うことが大切なポイントです。

2.ソーシャルメディア(SNS)からアクセスを増やす

他にも、ソーシャルメディア(SNS)からホームページにアクセスを集める方法もあります。

代表的なSNSで言えば、「Facebook」「Twiiter」「LINE」「insutagram」といったサービスがありますよね。

特に、「Facebook」は多くの企業やお店で活用されています。最近では、「insutaram」を活用される企業やお店も増えてきました。

しかし、こうしたソーシャルメディア(SNS)を活用して、ホームページにアクセスを集める際には、単に、情報発信をしていれば勝手に集まるものではありません。

基本的に、SNSを利用しているユーザーは、友人や知人、あるいは有名人等の近況が知りたくて、SNSにアクセスをしています。

つまり、そのことを前提とした中で、ユーザーが目を惹くように工夫をしながら投稿をしていくことが集客を行う上で重要なポイントになります。

具体的には、一つ一つのお写真を綺麗に撮るといったことも大切な工夫です。

特に、飲食店さんであれば、お写真をみて「おいしそう」と思えるか、どうか。あるいは、工務店さんであれば、そのお写真をみて「おしゃれな家」と思えるか、どうか。

たった一枚のお写真ですが、そのお写真が人に与える印象、そして一つのきっかけとなり、ファンになり、ホームページへアクセスしてくれる確率はとても高くなります。

ちなみに、今回ご依頼いただいたA様は、SNSをまだ十分に活用できていない状況であるため、今回のホームページのリニューアルを機に、SNSも戦略的に運用を開始していきます。

3.リスティング広告を活用してアクセスを集める

先ほど、ご説明した「SEO対策」は、基本的に「検索エンジン任せ」になってしまいます。検索順位は、Googleのアルゴリズムに大きく影響をされます。

つまり、たくさん読者に役立つブログやコンテンツを書いたとしても、思うように検索結果のトップページに表示できないことも多々あるということです。

しかし、リスティング広告を活用すれば、検索結果の1ページ目に必ず表示をさせることができます。キーワードと広告文と入札単価を設定したら、数時間後にはもう出ています。

しかし、費用がかかるという側面はしっかりと理解をしておかなければいけません。そこで、リスティング広告にかけた費用を回収できる見込みがある場合は、一度は必ず挑戦をすることをおすすめしています。

理由はとてもシンプルで、結果が出るまでのスピードがとても速いからです。

そしてもう一つ。コスト感覚が身につくからです。SEO対策の場合は、上位表示をするためのコストが算出しにくいため、お客様を獲得するのにどれくらいのコストがかかるのかわかりにくいという特徴があります。

しかし、リスティング広告の場合、どれくらいコストをかければお問い合わせいつながるのかを可視化することができます。

可視化することで、リスティング広告以外の広告を試す際にも、あなたの提供するサービスは、どのくらいのコストでお問い合わせを生む必要があるのか試算を立てやすくなりますよね。

この他にも、ソーシャルメディア(SNS)広告を活用する方法や、最近ではLINE@、またBtoBのビジネスではメールDMから集客する方法もあります。

いずれにしても、これらはホームページへのアクセスを増やすための施策としてどれも活用できる方法です。

成約率(コンバージョン率)を上げる施策とは

ホームページからのお問い合わせや資料請求の数を増やすためには、アクセスを多く集めることはとても重要であると、先ほどお伝えしましたが、たとえホームページから多くのアクセスを集めることができたとしても、成約率(コンバージョン率)が低ければ、非常に多くのお客様を逃していることになります。

今回、ご依頼いただたA様に関しては、まさにこの状態で、既に一定のアクセス数があるのですが、成約率(コンバージョン率)が同業他社平均と比較して低い状態にありました。

仮も、成約率(コンバージョン率)を上げることができれば、現状とアクセス数は変わらなくても、お問い合わせや資料請求の数はアップします。

そのため、アクセスを集める施策も、もちろん重要な施策ではありますが、これからお伝えする成約率(コンバージョン率)を高める施策も同じように重要な施策となります。

では、成約率(コンバージョン率)を上げていくためにはどのような改善を行えばよいかについてみていきましょう。

成約率(コンバージョン)上げるポイント

ホームページの成約率(コンバージョン率)を上げるために改善すべきポイントは主に4つあります。

1.サイトの入り口の改善
いわゆる「ファーストビュー」と言われるところであり、ホームページに訪問したユーザーが最初に目にするページです。基本的に、ユーザーが離脱してしまうタイミングは、ページに移動するときです。

つまり、最初に目にしたページに少しでも違和感を覚えてしまうと、ユーザーはブラウザの「戻る」を押して帰ってしまいます。そうしたことを避けるためにも、ファーストビューの作り込みや、改善がとても重要になります。

2.不要な要素の排除
無駄なコンテンツの排除やレイアウトを変更することで、サイトの内容が冗長になることを避け、すっきりと読みやすものに改善することが必要です。特に、最近は、スマートフォーンからのアクセスが多いため、コンテンツの可読率を上げるためにも、不要な要素を排除する重要性が増しています。
3.テキストの改善
テキストの改善は、比較的安易に効果が表れる方法です。アクションボタンの文言を変更するだけでも、成約率(コンバージョン率)にダイレクトに影響することもあります。例えば、資料請求ページへのアクションボタンであれば、「こちらをクリック」という文言ではなく、「無料で資料請求をする」といった目的の行動をテキストにすることで、ユーザー側も何のために「クリックするのか」が明確になり、クリック率も大きく変わってきます。
4.導線周りの改善
導線周りの改善も成約率を上げる上で欠かせません。アクションボタンが目立つようになっているか、複数配置されているか、さらに「購入・申込フォーム」が複雑になっていないか、などユーザー視点から動線周りの使いやすさをみていきましょう。

ユーザーの立場にたって自社のホームページを見つめ直すと、必ず気になる点が出てくると思います。そうした小さなことを一つ一つ改善することで、成約率(コンバージョン率)は自然と上がっていきます。

今回、ご依頼をいただいたA様に関しても、大幅なデザイン変更はいたしませんが、導線周りは大きく変更します。

そして、これまでA様はそうした点まで、こだわってホームページを運営されていなかったため、まだまだお問い合わせの数を増やせる余地が十分にあります。

多くのホームページは自己満足で終えている。だからチャンスがある

今回のA様に限ったお話ではありませんが、中小企業の多くのホームページは、簡単に言えば「ただホームページを作った」「持っている」という状態で、ホームページを制作する前の、制作会社さんとの打ち合わせの内容も、デザインや配色の割合が9割以上です。

つまり、ホームページからのお問い合わせや資料請求を増やすために、欠かせない「戦略」「運用」の部分はほとんど打ち合わせされていないまま、ホームページの制作に取り掛かります。

そして、クライアント側の思っているイメージのサイトであるかどうかというのが一つのゴールとなっています。

こうして出来上がったホームページからたくさんのお問い合わせがくることはまずありえません。なぜなら、お問い合わせや資料請求をしてくれる可能性のあるお客様のことを全く考えていないからです。

そして、もう一つ結果が出ない理由は、クライアントご自身が、ホームページ集客のイメージができていないことが挙げられます。

これは制作会社側の知識や技術の問題なのか、それとも、クライアント側が、どの制作会社も一緒だと思い込んでいるのか、にもよりますが、完成した後、成果に向けて「何をするのか?」を共有できていない状態では成果が出ないことも当然ですし、検証や改善のしようがありません。

その結果、日々、様々なユーザーが自社ホームページに訪れている中、そうしたいわゆる、お見込み客を逃してしまっている状態になってしまっています。

しかし、多くの中小企業の社長は、そうしたことにさえにも気づいていらっしゃいません。

つまり、裏を返せば、きちんと目的をもってホームページを運営される中小企業には、たくさんのチャンスがあるということでもあります。

どうせホームページを作るなら、売上・利益に貢献してくれるホームページを目指していきましょう。

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