ブックタイトルクムレ60年の歩み

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概要

クムレ60年の歩み

第3章「ともに生きる」地域福祉の確立へ地域と共に歩むクムレ平成27年4月には地域の人々が気軽に集える場として、水島に「ひろばにじいろ」を開設し、地域で乳幼児の育児に不安を抱える人たちへの相談支援を行う。また「小ざくら地域子育て支援センター」や「児童発達支援センター」が主催する育児や保育に関わるセミナーの開催だけでなく、地域住民が主体となって支え合う場として交流し合えるカフェや教室などの開設を視野に入れ、「ひろばにじいろ」を通じ、地域住民と「クムレ」との交流や協働を深め、地域福祉の発展に貢献していきたいと考えている。地域住民との交流の場として期待される「ひろばにじいろ」また、12月には、栗坂の地においおうちても、地域交流スペース「ひろば栗の家」の開設を目指している。現在「倉敷学園」や「きらり中庄」、「コトノハ」へ利用者を送り迎えする人たちが交流できる場への期待も大きく、地域住民との交流や地域福祉の発展に貢献していきたいと考えている。また、今後は洗車やカフェを中心とした就労支援の事業展開や総合相談センターとして、「クムレ」を利用されている方の「夢」や「将来」について、地域の人、家族・保護者とともに考えていける場を目指している。平成10年代?平成27年社会福祉法人が求められる役割は年々多様化しており、今後災害支援や生活支援など地域社会、地域のまちづくりの支え手として大きな役割を担っていかなければならない。その中で地域住民と手を取り合って、ともに事業に取り組んでいく「互助」が新たな時代の福祉のキーワードとなるだろう。それはまさに「クムレ」が理念として掲げる「ともに育ちともに生きる」そのものであり、今後も地域社会の要請に常に応えられるよう、たゆまない発展を続けていく。クムレ60年の歩み47