フリーランスデザイナーとWEB制作会社の違いとは?

ホームページ制作

「ホームページを開設したい」「リニューアルをしたい」と考えたとき、WEB制作会社に依頼すべきか、フリーランスデザイナーに依頼すべきか悩むこともあるのでないでしょうか。そこで今回は、元フリーランスデザイナーという視点から「フリーランスデザイナー」と「web制作会社」の違いについて紹介していきたいと思います。

フリーランスデザイナーは本当にコストが安いの?

フリーランスデザイナーの多くは、一人でホームページを制作しているため、会社組織でやっているWEB制作会社と比較すると、家賃や人件費など大きな経費がかからないこともあり、ホームページの制作費用も安くできるのではないか?そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

確かに、フリーランスデザイナーによっては、自宅を事務所としてホームページ制作を行っている人も多く、制作費を抑えてホームページを作れる点が大きな魅力とも言えます。しかし、フリーランスデザイナーと一口に言っても、全てのフリーランスデザイナーがホームページをゼロから作れるわけではありません。またフリーランスデザイナーによってデザインのスキルや知識量は異なります。

例えば、よくあるパターンとして、「WEBデザインはできるが、プログラミングや複雑なシステム開発になるとできない」また、「サーバーサイドの知識がない」といったフリーランスデザイナーは多くいます。また、「デザインやプログラミングはできるが、成果を出すためのマーケティングの知識やスキルがない」というパターンもあります。逆に、この「デザイン」「プログラミング」「マーケティング」という、3つの要素を高いレベルで一人で行えるフリーランスデザイナーは、まずコストを抑えたホームページを提供するようなことはしませんし、する必要もありません。こうした全てのレベルの高いフリーランスデザイナーはごくわずかですが、そうしたフリーランスデザイナーは既に大手企業と顧問契約を結んでいる場合が多いです。

となると、「デザインはできるが、複雑なシステム開発ができない」フリーランスデザイナーはそうした難しい案件の場合、どう対応するのかといえば、それはアウトソーシングです。デザインの部分だけをフリーランスデザイナーが行い、残りのプログラミングやシステム開発は外注に出すということですね。つまり、外注費用はその外注先の会社に依存するため、フリーランスデザイナーで全ての費用をコントロールできないわけですから、場合によっては内製化で行っている制作会社よりもコストが高くなる場合もあります。

融通が利くのは本当にフリーランスデザイナーなの?

フリーランスデザイナーは営業から制作まで一人にやっていることが多いので、ホームページを作る際も融通が利くのではないか?そんな疑問を持つ方も多いと思います。確かに、フリーランスデザイナーは一人でやっているからこそ、柔軟に対応できることもあるかもしれません。

一方、先ほどのコストの面での話にもつながりますが、自分ができない部分を外注先に依頼してホームページを制作しているフリーランスデザイナーの場合はどうでしょう。自分自身で対応できる部分に関しては融通を利かすことができるかもしれませんが、外注に出す部分を外注先に「ただでやって」というわけにはいきません。つまり、自分で行えない部分に関しては、その都度、見積りをとって進めていかなければならないため、場合よっては対応スピードが遅くなってしまいます。

一方、内製化のWEB制作会社の場合、よくあることとして少しの修正なら「無償で対応しよう」というような融通を利かすことができます。つまり、フリーランスデザイナーだからといってすべてにおいて融通が利くとは言い切れないということになります。さらに、フリーランスデザイナーの場合、一人で仕事をしているため、お客様からの急な連絡に対応できないことがあります。その点、WEB制作会社の場合、仮に担当者が打ち合わせや体調を崩しても、変わりの社員が対応することができるため、そうした緊急性の高い対応には制作会社の方が融通が利くケースが多くあります。

成果を出すホームページを作るならフリーランスデザイナー?

まだホームページ自体が少なかったひと昔とは違い、「ホームページを活用して会社の売上や利益につなげたい」というニーズも増加しています。では、そうしたホームページをつくるときはフリーランスデザイナーに依頼することが最適なのでしょうか?

答えは、一概に言えないということです。
フリーランスデザイナーといえど、優秀なマーケッターと組んでいれば、高い成果を出せるホームページを作ることは十分可能です。逆にWEB制作会社と言えど、マーケッターが在籍していない制作会社では具体的な戦略を立案することは難しいです。

つまり、成果を出すホームページになるかどうかを大きく左右するのはデザインの前に「マーケティング力(戦略立案力)」がその会社にどれくらいあるのか、という要素がとても大切になります。そしてその戦略立案をもとに、デザインを行い、計画的な運用を行うことによって「成果の出る」ホームページになっていくということなのです。

したがって、「成果を出す」ホームページを作る場合は、フリーランスデザイナーとWEB制作会社のどちらがいいという基準ではなく、これまでどれほどの実績があるのか、という視点から判断することで業者選びを間違えることはないでしょう。

ここで注意しておきたいことは、「制作実績」ではなく、成果を出した「制作実績」です。例えば、リニューアル前と、リニューアル後ではどれくらい予約数がアップしたのか、問合せ数はどのくらい増えたのか、という実績のことですね。

まとめ

今回は「フリーランスデザイナー」と「WEB制作会社」の違いについて紹介しました。どちらがいいとか、悪いという基準ではなく、基本的には「どのようなホームページを作りたいのか」あるいは「ホームページをどのように活用していきたいのか」その目的によって合う合わないがあります。

例えば「とにかく費用を最小限に抑えてホームページが欲しい」という場合であれば、フリーランスデザイナーの方が制作コストは安くなることもありますが、「制作後の運用サポートも含めてホームページから成果を出したい」という場合は、一人でやっているフリーランスデザイナーにできることは限られているため、対応スピードや提案力はWEB制作会社の方が向いているかもしれません。

つまり、ホームページ業者選びで悩んだ場合は、まずホームページを作る目的を明確してから業者選びをされることをおすすめいたします。ホームページを作る目的を明確にすることで、どのようなタイプの業者に依頼すべきか、ということが明確になり、「こんなはずではなかった」というリスクも最小限に抑えることができます。

関連記事一覧

カテゴリー